ごあいさつ

平素は私ども日本マスタートラスト信託銀行をお引き立ていただきまして、誠にありがとうございます。
当社は、資産管理業務を専門に取り扱うわが国で最初の信託銀行として2000年5月に業務を開始し、今年で設立25周年を迎えました。
業態や金融グループの枠組みを越え、三菱UFJ信託銀行、日本生命保険、明治安田生命保険、農中信託銀行からの出資を受け、各社の強固な経営基盤と永年にわたり蓄積したノウハウを結集し、最高品質の資産管理総合サービスを提供しております。
当社の2024年度は、主に年金や証券信託などの信託財産とお客さまの業務を受注したことに伴う管理資産が増加いたしました。
これにより2025年3月末現在の管理資産残高は、前年度比で約67兆円増加し、770兆円となりました。
当社は2024年度より「この国を支え、次を創る。」をパーパスに掲げました。
また、パーパス実現のために当社が目指す目的地として「資本市場のメインバンクとして、日本を次のステージへ。」をビジョンに制定いたしました。
その実現に向けて、日本の資産運用立国実現における責任ある立場として、お客さまが運用業務に注力できる環境を提供することで、資産運用業界全体の効率化に貢献いたします。
また、拡大を続ける事業規模に相応しい企業統治を行うべく、2025年度から抜本的なガバナンス改革に取り組んでおります。
これらの取り組みにより、わが国の経済を支え、国民のみなさまの財産を守る社会基盤として、引き続きお客さまからご評価、ご支持いただける会社を目指してまいります。