大きな期待を背負い、
海外市場への顔となる。

Global Work Session

海外と関わることも多い日本マスタートラスト信託銀行の業務。グローバル視点で働く部署の仕事内容や、国際的な仕事を通じて遂げてきた成長、自分らしさをどう発揮しているのかについて、海外関連部署で活躍中の3名に話し合ってもらいました。

SESSION MEMBER

投資信託部
サブマネージャー

2012年入社

学生時代から学んでいた英語を活かせること、女性でも長く働きながら社会を支える仕事ができることから日本マスタートラスト信託銀行に入社。商品管理部(現投資信託部)、投資信託部を経験し、産休育休を経て現職に復職。現在短時間勤務制度利用中。

海外研修でのエピソード

資金送金や為替の拠点であるニュージャージーオフィスとニューヨークオフィスを訪問しました。24時間稼働するグローバルカストディとしての姿を体感でき、想定をはるかに超える満足感のある研修でした。

外国資産管理部
マネージャー

2013年入社

専門性を高められること、女性が長く活躍できることなど、働き方を軸に就職活動をおこない、日本マスタートラスト信託銀行に入社。入社以来外国資産管理部にて、利金・償還金計上業務、コーポレートアクション計上業務を担当。

海外研修でのエピソード

イギリスのボーンマスにある協力金融機関を訪れましたが、その広大な敷地に驚きました。実際に業務をおこなっているフロアも見学した際には、日々やり取りをしている方々と実際にお会いでき、嬉しく思いましたね。

投資信託部
シニアアソシエイト

2019年入社

中国出身。日本留学で金融や経済、国際貿易を専攻し、学んだ知識と英語を活かせる点から日本マスタートラスト信託銀行への入社を決める。投資信託部にて外国籍投資信託の発注と計上・口座開設を担う。

日本留学でのエピソード

日本留学中にアルバイトをしていた居酒屋での写真です。今でもお付き合いの続く友人ができました。他にも奨学金プログラムに選ばれたメンバーで日光旅行に行くなど、留学を通して様々な方と触れ合うことができました。


専門性を高め、海外と日々つながる。


投資
信託部

今日はよろしくお願いします。まずは簡単にそれぞれの今の業務内容を紹介していきましょうか。私が所属しているのは、投資信託部という部署です。部署としては投資信託の基準価額を日々算出する役割を担っていますが、その中でも私が所属しているチームでは、外国籍の投資信託銘柄の管理と対応をおこなっています。


投資
信託部

私も投資信託部に所属しています。投資信託の基準価額の算出、海外の金融機関とのやり取りを通して、外国籍投資信託の発注や計上・口座開設などの業務を担当しています。


外国資産
管理部

私の所属は外国資産管理部です。「コーポレートアクション」と呼ばれる企業活動によって発生するイベントに関わる計上業務を担当しています。資料として現地の英文資料を扱うため、専門的な用語を日々インプットするのが大切な業務です。


投資
信託部

私は留学生として日本の大学院で国際貿易を学んできました。当社が保有する海外資産残高を知り、ここなら8年間学んできた英語を活かし、専門性を高めていけると思い入社を決めました。お二人はどんな想いをもって入社されたんですか。


投資
信託部

私も英語は学び続けてきましたので、英語を活かせる環境は探していました。それだけでなく、社会を支えられるインフラ的な役割を果たせる仕事を求めてもいました。そこで資産管理専門の信託銀行という希少性を備え、女性でもプロフェッショナルとして長く働ける当社を選びました。


外国資産
管理部

私は金融業界だけでなく幅広い業界を見ていましたが、軸にしていたのは自身の専門性を高められることと、女性でも長く活躍できる環境があることです。みんな、似たような視点で当社を選んでいるんですね。

日本の投資市場を、
海外に広めていく。


投資
信託部

皆さん日々海外と様々なやり取りをされていると思いますが、国内の仕事と比べてどんな特徴があるとお考えですか?


投資
信託部

文化も商習慣も異なる方々とやり取りをしますので、丁寧にお互いの常識をすり合わせていく必要があります。国内でのやり取りではお互い説明しなくても行われていることが、海外とのやり取りでは敢えて説明と依頼をしないと対応いただけないこともあります。


外国資産
管理部

国内の投資に関するやり取りでは、細かい数値まで一致を確認します。たとえば、小数第何位まで表示するのか、最後の桁を四捨五入しているのか切り捨てているのか、など。ですが、海外の取引先では示されないこともありますよね。


投資
信託部

私たちとしては日本のお客様の代理として処理を行うため、最終的には日本式の認識に合うよう書類にきちんと反映させる必要がある。こうした背景を一つずつ丁寧に説明して行くのは中々大変なことかもしれません。イギリスやアメリカなどの金融投資先進国からすれば、まだ日本は市場として発達途中の段階で、日本独自のルールなどが知られていないという面もあると思います。ただ、ここ10年ほどで海外からも日本の投資市場が認知され、書類の形式や求めるスピード感など、段々と理解され始めたように思います。


外国資産
管理部

私たちも日々のやり取りだけでなく、海外査察の度に現地の協力金融機関に日本人の考え方やルールをお伝えしてきましたので、協力体制ができてきたのかもしれません。


投資
信託部

難易度の高い業務ではありますが、海外の関係者の方々とのコミュニケーションがうまく取れ、案件が無事完結したときにはやりがいも感じられますよね。私たちを介して海外に日本の投資市場の認知が広がっていく手ごたえもあります。


投資
信託部

そうですよね。国の違い、法律の違い、企業の違いなど、様々な要素が絡むので、どの程度まで相手に合わせるべきか、こちらの要望を通すべきか、私もいつも悩んでいます。でもその度に経験豊富な先輩にアドバイスをもらいながら対応し、学べることの多様さも感じています。


外国資産
管理部

日々多様な対応を経験していくと、あるタイミングから適切な仮説が立てられるようになって来たりして、経験がノウハウに変わった実感を得られて嬉しい時もありますよね。この事象が起きているということは、あれが原因か、と予測できすぐに対応できる。わからなかったことが段々と見えてくるようになる。だから日々浅く広くではなく、深く広く業務を理解していくことが大切だな、と思っています。


投資
信託部

それ、すごくいい考え方ですね。国、企業、扱う商品とバリエーションが変わりますから、毎回適切な対応を取っていくのは本当に難しい。それでも私たちが手を止めてしまうと、社会に大きな影響が出ます。極端な話をすれば、年金の運用ができなくなってしまう可能性もあります。部署や会社が扱っている商品や数字を見ると、今当社に寄せられている期待感を感じられ、背筋がのびる気持ちになります。

投資先進国の環境を体験する
海外研修。


投資
信託部

ちなみにお二人は海外研修制度を利用されたと伺いました。研修では海外の協力会社に数日間滞在し、現地担当者の方々と意見交換や改善要望ができると聞いています。


外国資産
管理部

はい、外国証券に関する幅広い知識を体系的に学び、日々の業務に活かしたい、と思い参加を希望しました。当社、海外の協力会社双方の課題を共有し、システムや業務フローなどの改善要望を伝えられる機会でもあったので、渡航前には社内関係チームから様々な声を集めて現地へわたりました。私の想定をはるかに超えていい学びがありましたね。普段やり取りしている協力会社のオフィスを自分の足で歩き、担当者と顔を合わせてお話もできて。様々な知識のインプットもできましたが、日々の仕事の向こうにこの人がいるんだ、と思えたのが何よりも大きい成果だったと思います。


投資
信託部

その感覚、一緒です!ちなみにどんなことを学んでこられたんですか。


外国資産
管理部

私が事前にお伝えしていた要望に沿って、現地の企業の事業内容を体系的に説明してもらえたのですが、各部署の機能や役割などがよく理解できました。また、私たちの会社と照らし合わせてみることによって、普段は意識しなかった当社の他部署の仕事の意義についても理解が深まったように思います。


投資
信託部

私も海外研修に参加した際には、日々の業務で発生していた疑問が解決できたり、銘柄の組成について詳しく伺うことができただけでなく、現地での業務の流れを見れたことが大きな気付きになりました。使用しているシステムの違いを知り、日本側の要望が受け入れづらい理由も理解できましたので、研修参加後はその辺りの状況を考慮した説明を心がけ、スムーズなコミュニケーションができるようにもなりました。また、研修先で使われていたAIロボティクスなどの先進的なシステムを間近に見て、当社の未来に活用できそうなアイデアも持ち帰ることができました。


投資
信託部

こうして伺っていると、海外研修は学びが多そうですね。自分の英語力が足りているか気にはなりますが、私も参加してみたくなりました。


外国資産
管理部

今英語ができないことは参加しない理由にならないですよ。海外研修に向けて勉強すればいいんです。私たちが参加した海外研修は業務の理解促進が主な目的ですが、英語でのコミュニケーション力向上を目的とした研修制度も社内には揃っていますからね。

担当業務を越え、
さらなる成長の可能性を探る。


投資
信託部

今後、皆さんはどんなキャリアを描いていらっしゃるんですか?海外分野での専門性を深めていくんでしょうか。


投資
信託部

今扱っている商品は、社内でも特殊な部類に入るものですが、いずれはこの商品のエキスパートになりたいと考えています。過去、別の部署に異動し外からの視点を得たことで、業務への理解が一気に広がった経験があります。今担当していることと関連している周辺業務の知見を増やし、より広い視野で今の仕事を捉えられるようになりたいと思います。


外国資産
管理部

入社以降私が担当してきたのは、外国証券の権利計上分野です。今後は取引の入口となる口座開設や決済業務などの業務を担当し、より広く深い知識と経験を習得していきたいです。俯瞰して業務の流れ、関連部署との関係性を理解することで、より効率的な業務改善にも役立てることができると考えています。


投資
信託部

そういう方がたくさんいると、大変頼りがいがありますね。私も今後様々なチームを経験していきたいと思っていますので、その時はぜひお二人に相談させてください。


投資
信託部

あなたも頼れる人材ですよ。普段から積極的に仕事を受けていただいたり、チーム内のチャットですぐにリアクションをいただけることで、私たちも救われていますから。実は部署のみんなで期待しているんです。


外国資産
管理部

チャットで反応してくれるのは心強いですよね。在宅での仕事が増えてきた今、とても大切なコミュニケーションだと思います。


投資
信託部

ありがとうございます。こんな優しい先輩がいる当社に、ぜひ皆さんご応募を。語学力を活かし、国際的な働き方を求めている方には、ぜひお勧めしたいです。


外国資産
管理部

当社には業務で使用する英語力を伸ばすための研修制度も充実しています。実務だけでなく、研修も活用して英語でのコミュニケーションを磨くこともできますよ。私もライティングの講座を受けました。


投資
信託部

実は私は当初金融業界を志望していたわけではありません。それでも当社に入社して、今これだけ満足して働けています。学生の皆さんも譲れない軸以外は柔軟に、広い視野で探してみてください。

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